おじいちゃんとおばあちゃんの幸せな一日

お店を営む夫婦が語る。一番幸せだった日の日記

戸越銀座でお店を営むご夫婦の、人生で一番幸せだった一日」

2015.12.23 暮らしほっこり

協力:戸越銀座商店街「かたばみ精肉店」

「待望の娘が生まれた日」

今から35年前の3月26日。娘が生まれたんだ。昔は、出産に男が立ち会ったりすることなんてなかったからね。その日戸越銀座でお店に立っていたんだよ。お店を開けてしばらくして、たしか10時くらいに電話が鳴ってね。娘が無事に生まれてきたことを知ったの。すぐに会いに行きたいって気持ちはあったんだけど、商売があるからね。会いに行けたのは、2~3日後のお店の定休日だった。
待ちに待った定休日、病院へ行ったら看護師さんから娘を抱っこさせてもらってね。その瞬間はとっても嬉しかった。特別すごい感情なんてのはなくて、普通の親御さんと一緒。丈夫に育ってくれよって心から思った。それから、35年間育児は母さんに任せっきりだったけど、しっかり娘を育ててくれて本当にありがとうって思っているよ。

木村武史 73歳
 

「お店の再オープンを迎えた日」

2006年の2月20日。うちのお店は一度閉店したのよ。お父さんも私も若くないし、お店も古くなってきていたからね。もうそろそろ終わりにしようかって話し合って決めたの。店の前に張り紙で「2月20日に閉店します」とだけ書いていたんだけどね、口コミでお客さんに広がっていって「お店を続けて」って言われたわ。そんな言葉をいろんなお客さんからかけられていると、次第に閉店の時間が迫ってきてね。こんなにお客さんが言ってくださるのなら…って、お父さんとやっぱりお店を続けようってなったのよ。
それから約1年後の4月20日。再オープンを迎えたのよ。お店を初めてオープンした時くらい、本当にたくさんのお客さんが来てくれてね。涙が出たわ。あと何年続けられるかはわからないけど、できるだけ長くお店をやりたいわ。


木村直子 65歳

REPORTER

納谷憲幸

東京グラフィティ編集部

納谷憲幸

Naya Noriyuki

タイムスリップ写真館、ふたりぐらしギャラリー、ベスト3、鈴掛真の恋の歌担当。工場を改装して暮らしている、写真好き。

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