特集:自由な恋愛のカタチ

いろんな恋愛の28人インタビュー

 「察しない」アメリカで結婚した、ゲイの仲良しルールに納得

2017.07.06 カップル東京グラフィティ6月号(#144)

今泉悠

今泉悠(Editor)

恋愛って、本来自由なものだよね!

ということで、雑誌『東京グラフィティ』では、「LOVE IS FREE!!!ー自由な愛のカタチ、いろんな恋愛の28人にインタビュー」と題して、様々な恋愛をされている方々にインタビューを行いました。

今回は、アメリカで結婚したゲイカップルのお二人。

ちょっと気になることを、聞いてみました!
 

笑顔が、いいね!

PROFILE

​左:マシュー(32)大学教員/アメリカ出身
右:コーキ(25)会社員/東京都出身
 

出会いはバーで、コーキさんがマシューさんに声をかけたことから。そのときマシューさんはコーキさんを無下に扱うも、 コーキさんの懸命なトークで意気投合し、後日交際に発展。海外移住を視野に入れ、昨年12月にアメリカで入籍をする。
 

コーキ「結婚でマシューへの責任を感じた」

―カミングアウトはしていますか?
大学時代に友人に話しましたが、リアクションは薄かったです。また、大学卒業後に家族に告げると「ちょっとびっくりした」くらいの反応でした。

―彼といて一番幸せな瞬間は?
朝起きて、隣で寝ているマシューの姿を見ているとき。一緒に起き出して「おはよう」と言い合う感じがとても好きです。

―ゲイカップルの良いところは?
コスメにTシャツにパンツに靴に、二人で共有できるものが多いところです。二人でシェアすることで、節約しやすいというメリットがあります。

―逆に、困難なことはありますか?
賃貸物件を借りづらいこと。ゲイカップルに理解のない大家さんだと大半は借りられず、相手が外国人だとさらに難しくなります。

―二人が良い関係でいるためのルールはありますか?
察しないこと。言語も人生経験も違う二人なので、きっとこうしてくれるだろうと相手に期待しても通じないことが当然あります。直接言うことが大切です。

―結婚後、変化したことはありますか?
社会的責任やマシューに対する責任感が増しました。自分の人生はマシューの人生でもあるので、より健康に気を使うようになったと思います。

―二人の理想の将来像は?
いろんな国に行き、いろんな文化に触れたのち、最終的にアメリカで庭のある家を購入し、そこで暮らしたい。できるなら地価の上がる土地で堅実生活を。

―将来、子どもは欲しいですか?
養子として子どもを受け入れるのでも、代理出産でも、子どもを持つことはありかと。そのためにも金銭面の準備が必要だと思います。
 

マシュー「You can choose your life.」

―ゲイだと自覚したのはいつですか?
13歳くらいで。周りが女性に対してセクシーだとか言っていたけど理解できなくて。だから初めは、自分は他人に性的に何も思わない人間では?と思っていました。

―カミングアウトはしていますか?
家族には大学生のとき。クリスチャンだった母は「なんて寂しい人生なの」と悲観しました。そのあとの5、6 年は大変でしたが、今はいい関係になりました。

―彼といて一番幸せな瞬間は?
毎週土日に一緒にブランチをとるとき。パンケーキやサラダ、オムレツをベランダに出て食べていると幸せな気持ちになります。

―結婚願望はもともとあったのですか?
ありませんでした。結婚なんてゲイの自分の身に起こるとも思いませんでした。今思うのは「You can choose your life. And that's nice」ということです。

―困難だなと感じることはありますか?
同性婚が認められていない日本で、公的書類に結婚していると書くと嘘になります。でも実際僕らは結婚しているから、どうすればいいかわからないです。

―ゲイカップルの良いところは?
ある意味、できちゃった結婚とかアクシデンタリーなことがあまりないから、自分の計画通りに人生を進められるところです。

―二人が良い関係でいるためのルールはありますか?
仕事から帰宅する際に、少しご飯を食べること。そうしないと、帰ってからお腹が減ってイライラして、ついコーキに当たっちゃうから。

―結婚後、変化したことはありますか?
クラブやバーで人と出会い、話すことが趣味でしたが、今はコーキがいるので行く意味がなくなりました。新しい趣味を探さなくちゃ。
 

二人の仲良しルール
1:察しないこと
2:マシューは少しご飯を食べること

理由を聞けばよくわかる、なるほどなルール。笑顔がすてきなお二人だけど、過去には喧嘩したこともあったでしょう。そうした経験から、きっとこのルールは生まれたんだろうなあと思いました!あぁ、とにかくほっこりするお二人でした!


Photo:Kay N(IIZUMI OFFICE)
 

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