特集:いちばんの愛を感じた話

150組300人に聞きました。

 交際歴25年を迎えた国際ゲイカップル

2018.06.15 東京グラフィティ6月号(#150)インタビューカップル

東京グラフィティ編集部

東京グラフィティ編集部(Editor)

25年前、当時大学生だったけいいちさんは、サンフランシスコのゲイバーでジェフさんと出会い、意気投合。交際と同棲がスタートする。その5年後、学生ビザの期限が切れて遠距離恋愛が始まるが、倍率100倍ともいわれるグリーンカード永住権の抽選に当選し、運命に導かれるかのように3年前、サンフランシスコで結婚した。

「自分を心から必要としてくれる彼の存在に、愛と運命を感じた」

けいいち(48)会社員/宮城県出身

いちばんの愛を感じた話は?

「私の学生ビザの期限が切れて、日本に戻らないといけないとわかったとき、この関係もきっと終わると思っていました。でも彼はどんなに忙しくても3ヵ月に一回、サンフランシスコから必ず会いにきてくれたんです。2000年頃、彼は会社でパワハラを受けてひどく悩んでいました。西日暮里駅で待ち合わせして現れた姿は今でも忘れられません。顔はやつれ、Tシャツはボロボロに破れていました。よくこの格好で日本に入国できたなと思うくらいひどい姿でした。私にできることは、一緒に住んでいた頃の二人の生活を再現することだけ。いつものように話して、ご飯を作って食べました。すると表情がどんどん柔らかくなって、いつもの彼に戻ったんです。その瞬間、彼には私がいないとだめなんだなと必要とされていることに、とても愛を感じました。そばに行って支えたい気持ちはありましたが、日本での仕事が順調だったので迷っていたんです。そんなときにグリーンカード永住権の抽選に当選して、その年の6月、サンタモニカへ転勤の辞令が出たんです。彼と一緒にいることがこの先決まっているかのように、運命を強く感じました」

「距離をも越える想い。自分と一緒にいることを選んでくれて感動した」

ジェフ(65)会社員/アメリカ出身

いちばんの愛を感じた話は?

「日本とアメリカの遠距離恋愛が終わったあとも、 僕たちはサンフランシスコとサンタモニカの遠距離恋愛でした。僕は金曜日に仕事が終わると、車で片道6~7時間かけてサンタモニカへ必ず会いに行っていました。行きの車では会えることが楽しみで、どんなに疲れていてもハッピーな気持ちでしたね。『どうしてそこまでしてくれるの? 』とけいいちはよく聞いてきましたが、僕にとっては彼と一緒にいることが当たり前だったので、距離はまったく関係ありませんでした。そんな僕の体を心配して、彼はサンタモニカでの仕事を辞め、僕と一緒になることを選んでくれたんです。順調に続けていた仕事を辞めて、僕のところに来てくれたとき、彼の愛を感じましたね。ただ一緒にいられるだけで心から元気になれるんです。それから二人で住むサンフランシスコに家を買って、アメリカで同性婚が認められた日の4日後、2015年6月30日にサンフランシス コのゲイパレードに行った僕たちはそのまま市役所まで行き、婚姻届を出しました。普段感情を表に出さない僕ですが、思わず泣いてしまいましたね。あの日以上に幸せで感動した日はないです」
 

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