特集:日韓LOVE&PEACE

「他者を排除せずとも居場所はある」林田光弘

2019.11.26 東京グラフィティ12月号(#159)特集

Sakurako.O

Sakurako.O(Editor)

東京グラフィティがお届けする、日韓なかよし大特集!

PROFILE

林田光弘 (27)
ヒバクシャ国際署名 キャンペーンリーダー
1992年長崎県生まれの被爆3世。2015年、安保法制反対を訴える学生団体「SEALDs」の創設に関わる。2016年に現職に就任。

他者を排除せずとも居場所はある

 僕にとっても、移民にとっても、今住んでるここがホーム。そうお互いに言い合える関係でありたいです。週刊誌で嫌韓のトピックが載っているのを山手線で見たとき、もし自分の子どもが在日で、これを見たらどう思うだろう?と想像したら、それは許せないことだと思いました。外交問題について意見はあるだろうし、それは長い文脈での話だから、一概に何か言うのが難しいのはわかります。けれど、日本に住んでいる韓国の方や在日の方はここが自分たちの居場所だと思っているわけで、日本っていうのは日本人だけが住んでるわけじゃない。それなのに差別を扇動するような広告や出版が許せなくていても立ってもいられず、今年の9月に東京と大阪で「日韓連帯アクション0907」を決行するに至りました。

 普段からこういう活動をしているわけではないのですが、今回アクションとして起こしたのは、誰かが起こさないと新聞にもテレビにも載らないわけで、行動しなければ、差別する人たちとは違う仲間がいるってことが伝わらないと思ったからです。実施の告知は数日前でしたが、当日トラメガだけ準備して渋谷のハチ公前に行ったら、入れ替わり立ち替わりで300人くらいが来てくれました。

 今はSNSで意思表示したら、保育園の例にあるように国会の審議まで持っていける時代です。ただそうして誰でも情報発信ができる反面、自分の発信が誰かを傷つけているということに対しても、鈍感になってしまっている気もしていて。僕たちは自分が自由に発言できる場所を守るために、誰かを自発的に傷つけている人たちに対抗して、自分たちの存在も証明していかなければいけないと思います。その空間を守らないと、みんなが「何も言わない方がましだな」となって、SNSがなかった時代に逆戻りしてしまうんじゃないかと思うんです。「自分の発言で誰かが寝る前にしんどくなっているかもしれない」ということを伝えるための、文化抗争が必要だと思っています。

 「自分が生きてる社会は自分のものであり、ほかの人のものでもある」ということをみんなが考えることが大事です。誰かを排除しないと自分の居場所を奪われてしまうなんて、そんなことはないんですから。

TOKYO GRAFFITI 12月号発売中!
 11/22日発売の東京グラフィティ12月号は…
『日韓LOVE&PEACE』
日本と韓国仲良し大特集!
著名人から一般人まで、日韓友好についての活動をしている方々を紹介。
『日韓ファミリー』や『日韓Chu!Chu!』などハートフルな企画も盛りだくさん。

コンビニ、書店、Amazonなどで取り扱い中!

MAGAZINE最新号のお知らせ

東京グラフィティ12月号発売中!

東京グラフィティ12月号発売中!

日韓LOVE&PEACE
#159/2019.11.22発売

CONTENTSすべてのコンテンツ

      CORPORATION運営会社

      グラフィティHP

      TWEET新着ツイート

      FACEBOOKフェイスブック

      FACEBOOKフェイスブック