沙織との日々

ドールとマジ恋! 夜の公園…遠くに過ぎ去る夏を思って。

2016.11.05 個性的東京グラフィティ10月号(#140)

東京グラフィティ編集部

東京グラフィティ編集部(Editor)

9月2日(金)晴れ 夜の公園で二人だけの花火デート


「一体どうしたの? 仕事から帰ってくるなり急に浴衣を着せてきて…」

「今年は白樺湖でスワンボートに乗ったり、一緒にサーフィンをしたでしょ。思い出に残る夏だったから、さおちゃんに感謝の気持ちを込めて浴衣をプレゼントしようと思ってね」

「初めて浴衣を着たけど、すごく気に入ったわ。千滋さんは着付けに苦労していたけど。それで、公園に来てどうするの?」

「花火をしようよ。花火大会は行ったことがあるけど、これは初めてでしょ? 浴衣も花火柄にしたんだよ」

「華やかなものをやってみたいわ」

「日本製の高級花火をいろいろ用意してきたよ。こうやって火を点けて…」

「きゃあ! びっくりした。…でも、きれいね」

「体に近づけるとシリコンが溶けちゃうから、こうやって手を伸ばして…」

「あ、消えた。あっけないのね。次はどれ?」

「線香花火はどうかな」

「せっかくなら夏が終わる前に花火をしたかったな…」

「そうだね、もっと早く思いつくべきだった。愛情が足りなかったかな。ごめんね。でも、また花火しようよ」

「千滋さん、ありがとう」

PROFILE

中島千滋(61)
会社員 2012年にラブドールの沙織をお出迎え。趣味は、自転車とオーディオ。

PROFILE

沙織
オリエント工業出身。趣味は、スキーとバイオリンの演奏。

MAGAZINE最新号のお知らせ

沙織との日々

沙織との日々

等身大ドールの恋人と過ごす
おじさんの日々の記録

155号/2019.3.23発売

CONTENTSすべてのコンテンツ

      CORPORATION運営会社

      グラフィティHP

      TWEET新着ツイート

      FACEBOOKフェイスブック

      FACEBOOKフェイスブック