特集:自由な恋愛のカタチ

いろんな恋愛の28人インタビュー

ムスリムの恋愛は保守的? 日本人とイラク人が国際結婚したら…

2017.05.28 PICKUP東京グラフィティ6月号(#144)

東京グラフィティ編集部

東京グラフィティ編集部(Editor)

『東京グラフィティ』最新号の特集は、【LOVE IS FREE!!!】。
いろんな恋愛の28人にインタビューをしています。

今回ご紹介するのは、
日本人とイラク人の国際カップルです。
2人はムスリム。
シリアで初めて会い、出会って5日後に結婚しました。

街でも目立つ、美しいお二人

左:サアド(35)フリーフィットネスインストラクター/イラク出身
右:ナーイラ ナナ(34)ショップオーナー/東京都出身
もともと親戚だったイラク人のサアドさんと日本人のナナさん。親族が亡くなったことをきっかけに連絡をとるように。
やり取りを経てシリアで初めて会って3日間デートをし、出会って5日後に結婚。現在10年目。

サアド「10年経ってもずっとかわいい」

―これまでの恋愛履歴は?
大学時代、一人だけ交際した人がいます。イラクでは婚約者でなければ二人きりのデートも禁止なので、みんながいる大学のカフェでお茶を飲むだけでした。

―彼女の第一印象は?
初めての日本人との出会いだったので、何を話せばいいかわからず…。当時彼女はパンクファッションでセンスが良く、何よりかわいかったです。

―国際カップルの良いところは?
自分の国では経験できない新しいことに出会えること。イラク人は恋愛に保守的ですが、彼女とは手を繋いだりキスしたり堂々とできるのが嬉しい。

―逆に、困難なことは?
最初は文化の違いで衝突しました。イラク人は食べ物をみんなで分けますが、日本人は各自で管理するので、勝手に食べると怒られたり…。

―彼女といて一番幸せな瞬間は?
家に帰ったら平和があること。彼女はシンプルなので、ネチネチ言ったりすることもなく楽なんです。忙しさから解放されて、たまに旅行に行くときも幸せですね。

―出会って5日で結婚、不安はなかったですか?
うまくいく自信はなくて、少し不安もありました。2~3年は子どもを作らず様子見をして、無理なら別れようと話していました。結局、5年様子見しました。

―彼女と付き合って変化したことはありますか?
結婚当初はコテコテのイスラム原理主義で思考も堅かったのですが、彼女といることで柔軟になり、日本人っぽくなったと思います。

―二人の理想の将来像は?
子どもを立派に育てて、大きくなったらあたたかみのある中東で暮らしたい。彼女に対しては、変わらずずっとかわいいと伝え続けたいです。

ナナ「どんな子どもが生まれるかな」

―ムスリムになったきっかけは?
母がムスリムなので、生まれつきです。ただ、自分がムスリムの意識はなく、小学校まで仏教徒だと思っていました。礼拝は当たり前の習慣でしたが…。

―これまでの恋愛履歴は?
気になる人はいても、女性として見られることはなかったです。ムスリムの結婚前提の交際も、突然過ぎて誰も受け入れられないので、片思いで終わりました。

―外国人とのお見合いに不安はありませんでしたか?
不安はなかったです。イラク人は愛情表現もはっきりしているし、楽しみでした。結婚したらどんな子どもが生まれるんだろうとワクワクしていましたね。

―国際カップルの良いところと悪いところは?
いつも褒めてくれるのでお姫さまのような気持ちでいられます。悪いところは、英語で話すもののお互い母国語じゃないからニュアンスが伝わりづらいこと。

―自国の異性より魅力的なところは?
熱い! だまっていても愛を強く感じます。見つめ合うと「愛してるよ」という思いが伝わってくるんです。あと、体型や態度が男らしいのも素敵。

―ムスリムの保守的な恋愛をどう捉えていましたか?
メールや手紙のやり取りも母がチェックしていたのでプライバシーがなく、自由に恋している友人がうらやましかったこともありますね。

―ムスリム以外の人と恋はしないのですか?
ムスリムと結婚するという前提で育ってきたので、変えられないところがあります。これが自分の生き方であり、親の期待も裏切れません。

―国際結婚の決め手は?
母と一緒に彼とデートをしていたとき、彼が母に「娘さんはまるで薔薇のような女性ですね」と言ったんです。それが嬉しくて、好きになる確信がありました。

お見合い結婚で、どんどん仲を深めていったお二人。
出会ってから結婚までの日数が少なくても、愛の形は人それぞれ。
情熱的なサアドさんと、明るくポジティブなナナさん、本当に素敵でした。

現在発売中の『東京グラフィティ』では、いろんな恋愛の28人をインタビューしています。
恋愛は自由!

Photo:西田周平

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